新NISAで本当に資産形成できるのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
筆者は現行のつみたてNISAを2023年から始めています。その運用結果をを参考にしてみてください。
お忙しい方のために結論を先にお伝えすると…
資産形成できている。1年間で4万円強のプラスになりました。
※何に投資するか、どのくらいの運用期間かによっても変動します
この記事では以下の内容について詳しく解説していきます。
- 現行NISAが2023年内で終了するが、1年でどのくらい資産形成できたのか。
- 筆者の投資結果と投資金額について年間推移を紹介します。
- 現行NISAの資産は解約するのかどうか。
- 2024年から始まる新NISAに向けた投資方針について。
興味のある方はぜひ最後まで読んでいただければと思います。
2023年の運用実績を公開
2023年1月から始めた現行つみたてNISAもついに新規買付が終了となりました。
筆者が約1年間「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に投資した実績を公開いたします。
運用基本データ
項目 | データ |
---|---|
基準価額 | 20,899円 |
買付額 | 376,663円 |
運用収益率 | +12.2% |
運用収益額 | +45,832円 |
純資産総額 | 18,205.66億円 |
資産額がいい感じでプラスになりました。想定だと利回り5%行けばいい方かなと思っていましたが2023年ではその倍以上で推移しました。今年はAIが急速に発展したり、半導体絡みでNVIDIAの急成長が影響しているのかな~とか思っています。
以下、SBIの積立アプリの画面です。
資産形成の年間推移
年間推移についても見てみると、体感としては利回り8%~12%あたりをウロウロしながら資産額が増えていっている印象です。2023年中は資産額がマイナス(元本割れ)に振れることはなかったので、比較的精神的にも安定して投資を続けることができました。
現行NISA口座は来年以降どうする?
2023年で現行NISAの新規買付はできなくなります。今持っている口座はどうすべきか?とお悩みの方もいらっしゃると思います。
あくまで筆者の一意見ですが、参考になればと思いどのような方針かも記載します。
現行NISAは2023年で終了で移管も不可
前提として、現行NISA口座でつみたてた資産は新NISA口座へ移管(ロールオーバー)ができません。そのため、解約(&新NISA口座へ移す)するか非課税期間の間持っているかなどの選択肢になります。
一般NISAは5年間。つみたてNISAは20年間が最大非課税期間ですが、投資した年から数えての期間となることにご注意ください。
来年以降は非課税期終了まで保持
現行NISA口座はつみたてNISA枠で開設しているので、20年間の非課税期間いっぱいまで保持してから解約しようと考えています。つまり、新規買付は出来ないけどもそのままほったらかしにするようにします。
貰える非課税枠はできるだけ使おうという方針です。新NISA口座+現行NISA口座の非課税枠となるため、上限が少し増えるようなイメージです。
したがって、今すぐ解約手続きすることは考えていません。
2024年から新NISAの投資方針はどうすべき?
2024年から始まる新NISAでは一般NISAとつみたてNISA枠が一緒の口座で併用可能となっています。個別株も投資できるようになる点や上限金額が大幅にパワーアップされ、制度が恒久化されるという素晴らしいものになっています。
とはいえ、選択肢が増えた分どういった投資をすべきかという所も悩みどころですよね。
参考程度ですが、筆者の投資方針についても記載します。
新NISAの具体的な変更点については、以下の記事をご確認ください。
つみたて投資枠をメインで利用
結論、つみたて投資枠1本で投資を続けます。現行NISAの投資を引き続き行うイメージで考えています。ただし、折角上限枠も上がっているため、可能な範囲で投資額も上乗せしていく予定です。
※2024年1月からは4万円の設定にしています。
このつみたて投資枠だけで新NISAの非課税枠1800万円を埋めることも可能です。
成長投資枠は目標金額越えたら徐々に投資
成長投資枠はもちろん投資の面白みの一つかなと思っています。個別株やETFに投資できるので、資産形成のスピードアップも狙うことも可能です。
ただ、投資に関する知識が無い状態で成長投資枠で資産形成できるかは可能性としてかなり下がると個人的には思っています。知識が付いてから成長投資枠でも株式買ってみるか?くらいな気持ちで筆者は考えております。
まとめ
- 1年で12%ほど資産額が増加。
- 現行NISA口座は解約しない。
- 新NISAはつみたて投資枠をメインにして徐々に成長投資枠を使用することを検討する。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!