【初心者必見】つみたてNISAについてわかりやすく解説

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【初心者必見】 つみたてNISAについてわかりやすく解説

 

この記事は2023年に終了した旧NISAに関する記事です。新NISAに関しては下記の記事をご覧ください。

最近よく耳にする「つみたてNISA」ですが、以下のような悩みで困っていませんか?

お悩みごと
  • つみたてNISAって何なの?
  • つみたてNISAの何が良いの?
  • 投資初心者でも始めた方が良いの?

筆者も同じ悩みがありました。インターネットで調べてもよくわからなかったり、関連する書籍を読むのも面倒くさい。
しかし調べてみた結果、つみたてNISAを始めないのは非常にもったいない!と思いつつ、理解しないで始めるのは危険だなとも感じました。

この記事を読むことでつみたてNISAについて理解し、始めてみようかな?の第一歩を踏み出せるようになります。

結論

つみたてNISAが少しでも良いと感じたのなら、ぜひ始めてみましょう。
生活資金を数か月分残しておいて余ったお金で投資するのをオススメします。
逆に少しでも不安がある場合は無理して始める必要はありません。

投資は必ずしも収益が得られる訳ではありません。最終的には必ずご自身の判断で取引するかを決定してください。

目次

つみたてNISAって何?

つみたてNISAって何?

つみたてNISAとは要するに「少額投資非課税制度」のことを指します。
2018年に金融庁がスタートした、投資初心者でも資産形成しやすいように設計された税制優遇制度です。
少額からでも投資が始められ、課税口座だと投資損益にかかる税金が20%に対して、つみたてNISA口座で投資すると税金がかかりません(非課税)。

ただし非課税投資枠は毎年40万円まで、非課税期間は最長20年間という上限があります。
※詳細については、つみたてNISAの概要:金融庁をご確認ください。

つみたてNISAのメリット・デメリット

つみたてNISAのメリット・デメリット
悩む人

つみたてNISAの何が良いの?悪いことはないの?

モトジ

つみたてNISAにはメリット、デメリットがあります。それぞれ理解した上で良し悪しを判断しましょう。

メリットデメリット
少額から投資できるので初心者でも始めやすい購入できる商品は投資信託・ETFのみに限定される
「長期」・「積立」・「分散投資」
に適した商品を金融庁が厳選
元本割れのリスクがある
投資で得た利益が20年間非課税のため
税金分を投資元本に回せる
年間で投資できる非課税枠が少ない
(年間40万円が上限)

メリット

少額から投資できるので初心者でも始めやすい

つみたてNISAは月に100円~3万3333円までの金額をつみたてることができます。最低金額は証券口座によって設定金額が違いますが、最高金額は年間40万円が非課税となるため、3万3333円が固定となります。

「長期」・「積立」・「分散投資」に適した商品を金融庁が厳選

つみたてNISAで投資できる商品は数千を超える投資信託の中から金融庁にて227本(2023年4月27日時点)に厳選されています。

投資信託には「販売手数料」、「信託報酬」、「信託財産留保額」のコストがかかります。
長期投資で資産形成をするのが前提のため、このコストが高い商品は資産形成がしずらくなってしまいます。
そのため、コストの低い商品があらかじめ厳選されているのです。

また投資期間が20年に満たない商品もつみたてNISAの商品に適していません。
これらの基準を元につみたてNISAで投資できる商品が選別されているため、初心者でも安心して投資できるようになっています。

悩む人

分散投資ってどうゆうこと?何を分散しているの?

モトジ

分散投資とは1社ではなく複数社に投資をするということです。

仮に1社のみに投資していた場合、投資していた会社が倒産すると資産形成ができなくなります。
そういったリスクをあらかじめ回避するために、投資信託にて数千社に投資ができるようになっています。

投資で得た利益が20年間非課税のため税金分を投資元本に回せる

つみたてNISA口座ではなく課税口座にて投資を行った場合、分配金や譲渡益に対して約20%課税されてしまいます。

課税された場合にどのくらいの税金が発生するのかざっくり計算してみましょう。

課税シミュレーション

年間投資額:40万円、年間の利益率:5%とした場合
40万円 × 5% = 2万円 × 20% = 4000円

課税口座の場合4000円が課税されてしまいます。これだけだと課税額も少なく感じますが、長期でつみたてると元本も増え、利益率が同じ5%であった場合は利益額も上がり税金額も上がってしまいます。

これがつみたてNISAであれば非課税となるで、税金がかからないどころかその分を投資額に回せるので資産形成に非常に有利であることがわかります。

デメリット

購入できる商品は投資信託・ETFのみに限定される

投資対象の商品が厳選されているということは、選べる商品が少ないということでもあります。
「長期」・「積立」・「分散投資」に適しているため、短期で高い利益を上げれるような「ハイリスク・ハイリターン」の投資は見込めません。

元本割れのリスクがある

元本割れとは投資額よりも実際に貰える額が少なくなることを指します。

投資では保有している株式の評価額(株価)によって損益が発生します。
株式を売却するタイミングで株価がマイナスとなることで、これまで投資してきた金額よりも実際に貰えた額が少なくなる可能性があります。要するに損が発生するということです。

年間で投資できる非課税枠が少ない(年間40万円が上限)

年間で40万円までが非課税となるため、月々だと3万3333円が上限となります。※1
これが少ないと感じる方も多いのではないでしょうか。
もっと投資額を増やす場合は課税対象となるため、注意が必要です。
また、一般NISAとつみたてNISAは併用できないことも注意しましょう。

※1:新NISA(2024年1月スタート)では年間の非課税枠の上限が360万円まで増えます。

投資初心者でも始めた方が良いの?

投資初心者でも始めた方が良いの?

これらのことを踏まえて、つみたてNISAが少しでも良いと感じていただけたのならぜひこの機会に始めてみてはいかがでしょうか。
長期投資が前提のため、早く始めるほど資産形成のスピードも早まります。

むしろ投資初心者にこそつみたてNISAを始めてみることをオススメします。少額投資・非課税のため、リスク低く投資経験も得られます。証券口座の開設もずいぶんと簡単になってきています。

ここで注意点もお伝えしておきます。

  • 投資は自己責任で行いましょう。
  • 投資に不安がある場合は無理して始める必要はありません。
  • 余力資金で投資するようにしましょう。(筆者は生活資金を3ヶ月分は残して始めました)
  • 月々のつみたてが厳しい場合は、つみたてできる月だけ投資するようにしましょう。
  • お金が必要な時は迷わずつみたて資金から取り崩しましょう。(お金は使うためにあります)

投資なので元本割れのリスクはありますが、投資商品の中には長期的にみて収益上げやすい商品があります。
すぐに生活に困らないだけの金額(生活資金3ヶ月分ほど)は投資に回さず貯蓄として残しておき、余力資金を投資で運用することで資産形成していくのがオススメです。
毎月つみたて資金で生活が苦しくなっては本末転倒ですからね…。

まとめ

この記事では「つみたてNISAとは何か」、「つみたてNISAのメリット・デメリット」、「投資初心者でも始めるべきか」について解説しました。

つみたてNISAの良し悪しについて正しく理解することが重要です。その上で、、、

  • 「つみたてNISA」が少しでも良いと感じたのなら、ぜひ始めてみましょう。
  • 生活資金を数か月分残しておき余ったお金で投資するのをオススメします。
  • 逆に少しでも不安がある場合は無理して始める必要はありません。

ここまで、つみたてNISAについてなるべく初心者の方でもわかりやすいように解説しました。
記事を読んで疑問が出てきたのなら、さらにご自身でも納得いくまで調べてみることもオススメします。

口座開設方法やどのような投資商品を選ぶべきかについては、また別の記事で詳しく書かせていただきます。
併せて読んでいただければ幸いです。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!

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