【今からでも遅くない!】つみたてNISAの始め方

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つみたてNISAをいざ始めようとしても、まずは何からすればいいのか分からなかったり、口座や投資信託の選択肢が多くて決まらない。

考えている間に時間が経ち、気付けば投資に対するモチベーションが低下して挫折してしまう。

そんな経験ありませんか?
Webサイトや書籍で調べて勉強するというのも中々ハードルが高いものですよね。

モトジ

私も投資始めたての頃は無知で苦労しました。

そこで、この記事では投資初心者でも迷わずつみたてNISAを始められるように、口座開設の方法や投資のやり方を解説します。

この記事を読めば「ゼロからつみたてNISAを始める初心者が投資をスタートするために必要な手順がすべて分かります。」

結論、つみたてNISAを始めるには以下を進めていきましょう。

結論
  • 投資目的とゴールを決めることで月々いくらつみたてが必要なのか把握する。
  • 証券口座を開設する。
  • 毎月のつみたて額を決める。
  • 投資信託を買付設定する。

現行NISAを始めておけば、2024年には自動的に新NISA口座が開設されます。
ただし、現行NISAでつみたてたお金は新NISAに移管されないことにご注意ください。

投資は必ずしも収益が得られる訳ではありません。最終的には必ずご自身の判断で取引するかを決定してください。

目次

つみたてNISAで投資する目的とゴールを明確にする

つみたてNISAを始める前になぜ投資が必要なのか、その目的とゴールを明確にする必要があります。
投資目的とゴールを明確にすることで、投資を挫折しにくくなると共に、ゴールに向かうために必要な資産形成方法がつみたてNISAを選択することが妥当なのかが分かります。

とりあえず投資の勉強としてNISAを始めるのはダメなの?

モトジ

もちろんOKです。まずは1000円からでも始めてみるのはオススメです!

証券口座の種類

銀行で預金用に開設する普通口座ではなく、投資商品の買付を行うために証券口座を開設する必要があります。
口座には大きく2種類存在します。それが一般口座と特定口座です。
さらに、特定口座の中でも源泉徴収あり/なしを選択することができます。

口座の種類源泉徴収確定申告
一般口座なし必要
特定口座なし必要
特定口座あり不要

特に理由がない限り、特定口座の源泉徴収ありで口座開設をした方が仮に確定申告が必要となった場合でも、手続き不要になるため楽です。

一般口座と特定口座の違いは、主に納税のしやすさにあります。一般口座であれば取引報告書などの資料を元に自分で確定申告をする必要があるため、初心者にはハードルが高くなります。

特定口座は簡易納税ができるようになっています。年間取引報告書が証券会社からおくられてくる場合もあります。
この場合は面倒な計算作業も省けるため、確定申告をやる場合でも特定口座の方が楽です。

口座開設はネット証券口座がオススメ

投資するには証券口座が必要です。口座開設するのであれば、ネット証券口座が断然オススメです。

ネット証券口座をオススメする理由

オススメする理由は以下の3つです。

  • つみたて投資設定がスマホで簡単にできる。
  • 手数料が安い商品が豊富。
  • クレカ積立でポイントももらえる。

特に手数料は長期投資する上では重要なコストになりますので、できるだけ安いものを選択しましょう。販売手数料が無料(ノーロード)の商品や、運用コストの信託報酬が安い商品も多いのがネット証券の強味です。

また、同じ経済圏のクレジットカードを利用してクレカ積立でポイントが付く証券会社も多いです。
有名なのが、SBI経済圏、楽天経済圏、au経済圏です。どの経済圏を利用するかでつみたて投資で得られるポイントの付与率やポイントの種類が変わってきます。

オススメの証券口座

SBI証券をオススメします!理由は下記のとおりです。

  • 口座開設数国内シェアNo.1 (※2023年5月時点)
  • 取り扱い銘柄が2600本超 (※2023年5月時点)
  • 手数料が安い
  • クレカ積立でVポイントがもらえる
  • スマホアプリでかんたんにつみたて投資設定が可能

楽天証券やマネックス証券なども有名ですが、ポイント還元率が低かったり、取り扱い商品が少なかったりします。

総合的にはSBI証券が一番つみたてNISAに向いていると考えています。

証券口座を開設する

SBI証券の口座開設手順についてご紹介します。(2023年8月時点)

STEP
インターネットでSBI証券ページへアクセスして申し込みを行う

SBI公式サイトにアクセスし、[口座開設にすすむ]ボタンをクリック。

メールアドレスを登録すると、6桁の認証コードが記載されたメールが届きます。
以下の画面で入力しましょう。

以下、「お客さま情報の設定」画面のポイントとなる部分を抜粋しています。

口座種別では、SBI証券に任せる=特定口座 源泉徴収ありを選択しましょう。

※以下、現行NISAの場合の画面です。
2023年内にNISA口座を開設していれば、2024年には新NISA口座が自動で開設されます。

クレカつみたてをする場合、三井住友カードNLでVポイントが付与されます。Vポイントを選択しておきましょう。

口座開設方法の選択にて、本人確認書類のアップロードが必要です。

お手元にマイナンバーカードを用意しておくと、最短で口座開設ができるのでオススメです!

マイナンバーカードをお持ちでない場合、郵送で送ることも可能です。

STEP
本人確認書類がアップロードできたら税務署の審査を待つ

STEP1で申し込みが完了したら、税務署の審査が完了するのを待ちましょう。

審査完了すると以下のメールが届きます。

諸手続きにはマイナンバーカードがあると非常に便利

余談ですが、、、口座開設やクレジットカードを申し込む際に思ったのが、
「マイナンバーカード持っててよかった。」でした。
申込本人確認書類の提出が必要になるのですが、マイナンバーカードさえあれば郵送なども不要でその場で申し込みが完了できてしまいます。これが非常に便利でした!

まだマイナンバーカードを取得していない方は、まずは取得することをオススメします。

つみたて資金を決定する

投資を始める前に、生活防衛資金として最低でも3ヶ月分の生活費は確保しておくようにしましょう。

つみたてNISAはあくまで投資なので元本割れのリスクがあります
自分が持っている資産をすべて投資に回さないようにしましょう。

ゴールに向けて月々いくらを何年間投資し続ければ良いかをシミュレーションすることで、月々のつみたて資金が決まります。

設定したゴールのために必要なつみたて資金については、積立シミュレーションで算出してみましょう。

以下は例として20年間年利5%で運用して2000万円を目指す場合です。この場合、月に5万円が必要なつみたて資金となります。
年利の利率によって積立金額も変わって来ますが、インデックスファンドであれば大体2%~5%くらいの想定利回りが出るとの情報を元にシミュレーションしています。

投資信託を買い付ける

証券口座の開設ができたら、いよいよ投資信託を買付けていきます。

投資信託の中には、毎月分配型の投資効率が悪い商品や手数料があきらかに高いボッタクリ商品が存在します。
つみたてNISAでは、国が厳選した優良な投資信託のみを買付けることができます。
「長期、分散、積立」に見合う商品が数百種類あり、非常にありがたい制度ですね。

モトジ

銀行窓口などでオススメされる商品は手数料が高く設定されていることがあるので、注意するようにしましょう。

長年の実績があるインデックスファンドが安定

市場の平均を買うインデックスファンドも投資信託の一種です。

投資判断は買付する投資信託の過去の実績を見るのが良いとされています。

S&P500やMSCI ACWIのインデックス(株価指数)に沿った投資信託を選択するのが良いでしょう。
※インデックスファンドは20年以上前から投資成績が上がり続けています。夢のようなファンドですね。

買付けはスマホアプリを使うと便利

SBI証券 | かんたん積立アプリ をスマホにインストールして、毎月いくら投資するのか、買付ける商品がどれかを入力すれば、あとは基本的に”ほったらかし”状態で問題ありません。
※現行NISAで買付を行う場合、2023年12月までしかつみたてる事ができなくなります。

現行つみたてNISAを始めるときの注意点

以下が現行つみたてNISAを始めるときの注意点です。

  • 現行NISA枠は一般NISAか、つみたてNISAのどちらか一方のみ開設できる。
  • 現行NISAは2023年末で終了する。
    ※2024年以降も非課税期間は継続する。
  • つみたてNISAに限らず、あくまで投資であるため元本(自身が投資した金額)よりもマイナスになることがある。
    ※投資は自己責任。無理のないように投資をしていく。

まとめ

2023年中は現行つみたてNISA制度です。新NISAを始めるために必要な手順は2024年以降に投稿いたします。

こちらの記事では以下の内容について解説しました。

  • 投資目的とゴールを明確にする。
  • 証券口座を開設する。
  • 毎月のつみたて額を決める。
  • 投資信託を買い付ける。
  • 投資なので元本割れのリスクはある。
  • 投資は自己責任。無理のないように投資する。

まだNISA口座を開設していない方は、早速つみたてNISAを始めてみましょう。

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!

よくあるQ&A

新NISAを始めるにはどうすれば良い?

現行NISAと同じく証券口座の開設をすればOK。すでに現行NISA口座をお持ちの方は、自動的に新NISA口座が開設されます。

現行NISAのお金は新NISA口座に移管される?

移管はされません。2024年以降は現行NISA口座での新規買付はできなくなり、つみたて資金もそのまま保有されたままとなります。新NISA口座に移管するには、一旦現行NISAで保有しているお金を現金化するなどして、新NISA口座へ再投資する必要があります。

現行NISAの口座開設は2024年まで待った方が良い?

待たなくてOKです。逆に、現行NISAから始めた方が新NISA+現行NISAの非課税枠となるので、実質非課税枠が増えたことになります。

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