最近世間で話題の新NISAという言葉を耳にする機会が増えたのではないでしょうか。
- 新NISAって実際やってみてどうなの?
- 投資をしないといけないの?
- 投資には恐怖感がある。
こんなお悩みがある方には、ぜひ筆者の実体験を元に新NISAとは何かを知り、恐怖感を少しでも緩和できればと思います。
投資はギャンブルではなく、知識なしで投資することがギャンブルです。
先に結論からお伝えしますと、
新NISAにて投資を始めた結果、資産が数万円増えている。ただし、今後株価が下がって資産が減ったとしても恐怖感はありません。
なぜなら、リスク許容度を設定してインデックス長期投資であれば長い目で見ればプラスに転じる可能性の方が高いからです。
もちろんですが、投資の知識を持つことは大前提です!
新NISAを実際始めてみた感想
感想としては、こんなに美味しい制度を使わないのは非常に損だと感じています。
なぜなら、長期的な投資で資産形成を着実にできるのに、購入した株式の株価が上がって得られる収益に税金が発生しないからです。
通常は収益の約20%が税金として引かれてしまいますからね。
よく新NISA自体が投資商品だと思っている方がいますが、それは間違いです。
新NISAは単なる箱でしかなく、その中に投資商品を入れると増えたお金に対して課税されないというだけの話です。
筆者は現行NISAから投資を始めています。約1年ほど投資して新NISAも引き続き積み立てることで投資を継続しております。
新NISAを実際にやってみて感じたメリット・デメリット
メリット
新NISAのメリットとは何かについて、個人的な意見を述べさせていただきます。
- 投資コストが低くて分散が効いている商品が厳選されている。
- 課税されないので投資初心者でも始めやすい。
- つみたて投資枠で生涯上限枠埋められるのがありがたい。
投資コストが低くて分散が効いている商品が厳選されている。
新NISAを利用して資産形成をするのであれば「長期、分散、積立」が鉄則です。このルールを守ることで、デイトレードのように裁量によって資産額が大幅に増減することもなく、比較的に安定して資産形成ができるようになります。
「ドルコスト平均法」という言葉を聞いたことがありますか?
価格が高い時には少なく買って、価格が安い時には多く株を買うことで、平均購入単価を平準化することができるのです。この方法で資産形成がしやすくなります。
また、投資に掛かるコストが安い商品も多いので長期的に「塵も積もれば山となる」コストが抑えられるのも資産形成を促進してくれます。
投資初心者でも課税されないので始めやすい。
投資で利益が出ても税金が取られてしまっては折角投資したのに嫌だと思いませんか?
筆者も同じ気持ちで投資には抵抗がありました。ですが、非課税なのが新NISA。
税金がかからないなら試してみてもいいかなと思って投資を始めることができたので、かなりのメリットだと実感しています。
つみたて投資枠で生涯上限枠埋められるのがありがたい。
新NISAにはつみたて投資枠と成長投資枠の2つの枠が存在します。成長投資枠では個別株やETFなどある程度裁量が必要な投資が可能となりますが、基本的に初心者にはつみたて投資枠で長期積立をしていくことが安定的です。
投資に関する知識が付いたらチャレンジしてみるのは問題無いかと思います。
ですが、成長投資枠は1200万円までと生涯上限が決まっています。
さらに、成長投資枠はどうしても使いたくない、使うの怖いと思ったらつみたて投資枠だけで1800万円埋めることが可能なのです。これも割とメリットだと感じています。
デメリット
- 通常の投資と違って損益通算ができない。
- 手数料が高い商品もあるため、注意が必要。
通常の投資と違って損益通算ができない。
投資初心者にはあまり関係のないかもしれませんが、通常口座での投資であれば損と益を合わせて残りに課税がされます。つまり、損が出てもその分税金が安くなるということです。
ただ、新NISAでは非課税であり益が出る前提となっているため、損益通算ができないようです。
手数料が高い商品もあるため、注意が必要。
手数料が高い商品もあります。もちろん、全てがダメだというわけではなありません。ただ、コストが高い分利益率が高く出せないと利益が出にくくなります。さらに、利益が出なくても同じコストが発生します。であれば、長期的に見てコストが低い商品を選んだ方が利益が出やすいです。
何が言いたいかといいますと、月々発生する手数料が0.25%の商品を選んでおいた方が無難ということです。
手数料だけやけに高く、利益が出にくいボッタクリ商品を選択しないことの注意が必要です。
筆者がオススメする商品については、以下の記事もあわせてご確認ください。
まとめ
実体験元に新NISAの始めてみた感想を書いてみました。
正直、あまりこれと言ってデメリットは無いかなと思っています。
正しい知識を付けて、ぜひとも投資を始めてみるのはいかがでしょうか。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!